例えば、よくあるケースですが、中国人女性が日本に留学中、日本人男性と交際しており、その日本人と中国人が結婚したいとなった時に、中国人の彼女が日本滞在中に、日本で結婚し、日本人の配偶者等に在留資格を変更するか、それとも中国人の彼女が一旦中国に帰国し、日本人が中国に行って中国で結婚の手続きをしてから、日本で手続きをし、中国から彼女を日本人の配偶者として呼び寄せるかという問題があります。

  まず、日本で結婚の手続きを先にする場合、二人が日本の法定婚姻年齢に達しており、お相手の中国人が有効な在留資格を有しているのであれば、中国人の独身の証明書である婚姻要件具備証明書を在日本の中国大使館または領事館で取得し、その後、夫の本籍地または住民登録地の市区町村役場に赴き、中国人の婚姻要件具備証明書と日本人の戸籍謄本、その他の添付書類を添えて、証人二人の必要事項の記名押印をした婚姻届を提出します。

  その後、そのまま日本で一緒に暮らすということであれば、日本人の住所地を管轄する入国管理局で日本人配偶者等への在留資格の変更申請をすることとなります。

  また、当該在留資格変更申請の申請中に、現在持っている在留資格の在留期間が満了しても、申請に対する処分がなされる日か、または保有している在留資格の期間が満了する日から2ヵ月を経過する日のいずれか早い日までの間は在留を継続することができますが、保有の在留資格の期間が満了する日から、2ヵ月が経過した場合は、申請中の変更申請の結果が出ないままであっても、不法残留となってしまいますので、注意が必要です。