まず再入国制度についてですが、再入国許可とは、日本に在留する外国人が、一時的に外国へ出国し、再び日本に戻る予定である際に、日本を出国する前にあらかじめ日本政府から与えられる特別な許可です。


  まず、現在の再入国制度ですが、再入国許可は日本を出国する前に受けなければなりません。なお、永住者や特別永住者も日本を出るときは再入国許可を得る必要があります。再入国許可が与えられるのは、外国人登録を終えた者で、退去強制手続中でない、在留資格の活動を今後も続ける見込みのある者に限られます。


  期限は、在留許可の在留期限を超えず、かつ3年(特別永住者の場合は4年)を超えない範囲内で決められます。申請する際は必ず出国前に、居住地の地方入国管理局へ申請し、問題がなければ即日で交付されます。再入国許可の種類は、1回限り有効のものと、数次有効のものがあります。数次有効のものは、その間何回も出入国ができます。


  さて、2012年7月15日までに施行される新入管法による、再入国制度の改変ですが、この改変によって、再入国制度は次のように変わります。


  1年以内の再入国案件については、「みなし再入国許可制度」が導入され、再入国許可が不要となります。


  ただし、「みなし再入国許可案件」を除く案件は、これまでどおり要申請となります。この場合の有効期限については、5年となります。従来の再入国許可の有効期間は3年でしたが、再入国制度の改変によって、5年に伸長されます。