こんにちは。行政書士の鈴木です。最近、商品の上に寝るなどの非常識な(違法行為を行っている)写真をツイッターにアップし、それが炎上する事件が続発していますよね。何でも一部で彼らはバカッターと呼ばれているようです。


信賞必罰の不足が事件の原因

  新聞等を読む限り、彼らはやったことはわかっているがここまで騒ぎになるとは思わなかったと考えていたものと思われます。彼らを罵倒、批判するのは簡単ですが、それは別の方に任せて、なぜこのようなことが起こったのかを考えてみましょう。

  おそらく原因は一つでは無いと思いますが、大きな一つとして、「そのくらいいいじゃないか」といって今までほぼ全ての問題行為を許してきたからではないでしょうか。そのくらいのことで怒られたら可哀想ということで、年配者がルール違反も見逃してきた結果だと私は考えています。

  信賞必罰、これが足りなかった(無かった)ため、判断がつかない人たちがこのような事件を起こしたというのはちょっと甘いでしょうか?


「異常行動」は若者だけの話ではない

  このような異常行動は、若者が起こしているため、若者特有の感覚と思われるかもしれませんが、私はそのようには思えません。確かに事件を起こしているのは20歳前後の若者ですが、年配者はスマホなどのリテラシーが低いため出来なかっただけなのではないでしょうか。

  その例が会社の不祥事です。不祥事を起こす企業にルールが無いかというと、実はしっかり規程があります。私は業務上会社の規程等を作成する機会も多々あります。法人設立から始まり、IPO、保護シール取得等、法人には規程を作る場面は数多く存在するので、その作成を依頼されるわけです。

  そうすると、この規程を蔑ろにしている状況を目の当たりにする事もあります。このような会社は規程をいくら作っても無駄で、保護シールの取得等、一応の結果は出ますが、後で問題を起こす確率が非常に高いです。

  これは、先の異常行動と同じではないでしょうか。例えば東京電力の原発問題やJR北海道の事件などと、影響度は別として、何が違うのだろうと思います。回答も同じで、想定外でした、ですよね。

  このような問題が起こるのは、ルール(規程)作りが徹底されておらず、それを遵守する、そのための教育をする、しなければそれ相応の罰が与えられる(信賞必罰)ということが徹底していないからです。

  徹底させるには、第三者による規程の作成またはチェック、教育、監査が効果的です。上場企業の会計監査は公認会計士(監査法人)が入るわけですから、第三者効果は実証済みです。

  特に役員の教育は第三者に任せた方が良いです。私も教育を依頼されることがあります。役職が下のものが教えるのは、双方に負担が大きいようで、こちらに話が来るようです。