今年もすでに1ヶ月過ぎようとしています。賀詞交換会などもそろそろ終わる頃でしょう。賀詞交換会などの交流会は、大抵お酒が出ます。年末から呑み続けて体調が悪いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、そのお酒の販売に関するお話をしたいと思います。

 お酒の販売には、酒類小売業の免許が必要なことは多くの方がご存知のことと思います。税務署に申請する酒類小売業免許申請がそれにあたります。かつては半径○km以内に酒類販売店があってはならないなど、かなりの規制がありましたが、今はそれほど厳しくはありませんので、多くのお店がこの免許を取得し、お酒を販売しています。

 実はこの酒類小売業の免許には、2種類の免許が存在します。一つは通常の小売店で許可をもらう一般酒類小売業の免許で、もう一つがネット販売やカタログ販売の際に必要な通信販売酒類小売業の免許です。

 ここで気をつけなければならないのは、一般酒類小売業の免許をもっている酒屋さんでも「通信販売を除く小売に限る」旨の条件がついている場合は、ネット等で販売をする場合には別途通信販売の免許が必要ということです。

 これは、酒類の小売業が販売場ごとに免許を取得し、原則として都道府県の一つを対象として販売をすると考えているからではないかと思います。あまり今の販売にマッチしているとは思えませんが、そのような法令になっているので、販売する方はお気をつけください。知らずにネット販売をしていて免許取り消しになったりしたらシャレになりません。

 どこまでがネット販売に当たらないかというのは結構難しいところです。一応ホームページでの広告は大丈夫といわれていますが、ここから電話等で注文を受けたりすればネット販売に当たるといわれるリスクがあります。そう考えると、先に免許を取ってしまった方が後々楽でしょう。